飲水思源とは

水を飲むときに、その水源に思いを及ぼすこと。
「井戸の水を飲む際には、井戸を掘った人の苦労を思え」という意味で使われる。
物事を行う際に、その出発点や起源を忘れないようにすること、または恩恵を受けたことに感謝し、その源を思い出すことを意味する。
自分が今あるのは過去の努力や他者の助けがあったからであるということを忘れずにいるべきだという教えである。
人の恩を忘れてはいけないという戒めの言葉。

「飲水」は水を飲むこと。
「思源」はその源を思うこと。物事の起源や元々の原因を思い起こすこと。

感謝の気持ちを持ち続けることや、過去の経験や支援に対して敬意を払うことを強調している。
「水を飲みて源を思う」と訓読する。

例文

・私たちは飲水思源の心を持ち、先人たちの努力に感謝し続けなければならない。
・彼は飲水思源の考え方を実践しており、常に過去の支えに感謝している。
・飲水思源を忘れずに、新しい事業を始めるべきだ。
・彼女は成功を収めた後でも、飲水思源の態度を貫いて、昔からの仲間に恩返しをしている。

四字熟語 飲水思源
読み いんすいしげん
英訳 Think of the source when drinking water
Remember the source of your blessings
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月7日