雲心月性とは

雲や月のように高く澄んだ心を持ち、世俗の名誉や利益を求めることなく、無欲で清らかな心の状態を指す。
名誉や利益に執着せず、超然としている人の心情を表す。
雲は遠く高く、月は清らかで静かであることから、これらの自然の象徴にたとえて、無私無欲な心を持ち、世俗に流されない人を表現している。
この言葉は、欲望に囚われず、清らかで高潔な心を持つ人を称賛する際に使用される。

「雲心」は雲のように高く澄んだ心。清らかで、世俗に囚われない心を意味する。
「月性」は月のように静かで清らかな性質。無欲で穏やかな心を意味する。

例文

・彼はまさに雲心月性のような人物で、世俗の名誉や利益には全く興味がない。
・雲心月性を体現したような彼の生き方は、非常に尊敬に値する。
・あの僧侶は、雲心月性の心を持ち、常に清らかで無欲な生活を送っている。
・彼女は雲心月性のように、世間の評価に囚われず、穏やかに過ごしている。

四字熟語 雲心月性
読み うんしんげっせい
英訳 A heart as high and clear as clouds, as pure and calm as the moon
A person with a heart free from worldly desires, like the clear sky and the calm moon
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月12日