雲容烟態とは

空の様子や雲や霞の形が様々に変化することを指す。
空の風景が移り変わり、雲や霞が形を変え、動き続ける様子を表現する。
特に、物事や状態が絶えず変わり、移ろいゆく様子を示す時に用いられる。
自然界における動的な変化を象徴する言葉で、時として人や物の様子が絶え間なく変わることを表す。
形を変えながら移り変わる空の様子を通して、物事の変化や移ろいを表現している。

「雲」は空を漂う雲、形を変えるもの、変化の象徴。
「容」は容姿、形、外見を表す。
「烟」は煙、霞、ふわりと漂うもの、変化する様子。
「態」は態度、状態、様子。

例文

・空を見上げると、雲容烟態のように、雲の形が次々と変化していった。
・雲容烟態の風景は、まるで一瞬一瞬が違う絵のように美しい。
・彼の心は雲容烟態で、次々と気分が変わるのを見て取った。
・この町では、天気が雲容烟態のように、毎日違った顔を見せてくれる。

四字熟語 雲容烟態
読み うんようえんたい
英訳 The changing forms of clouds and mist in the sky
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月12日