じんがさぎいん 陣笠議員

陣笠議員とは

議会や政党の決議を採決するにあたって、大物政治家の「挙手要員」と成り下がっている政治家のこと。
政党などで、役職についていない平の議員のこと。

「陣笠」は、薄い鉄やなめし革で作って、漆を塗った笠のこと。昔、足軽あしがるや雑兵ぞうひょうなど身分の低い兵士が、戦場で兜かぶとの代わりに陣笠を被ったことから、下級武士を「陣笠」や「陣笠連」と呼んだ。
そこから転じて「陣笠議員」には身分の低い議員を嘲る意味が含まれる。