開巻有益とは

本を開いて読めば必ず何かしらの利益がある、すなわち読書という行為は常に有意義であるという意味がある。
「開巻」は本を開くこと、つまり読書を始めることを指し、「有益」は役に立つこと、利益があることを表す。
この語は、たとえ小さなことでも、本を読めば何かしらの知識や教訓、気づきが得られるという読書推奨の姿勢や価値観を示している。
ジャンルを問わず、読書そのものが自己成長や人生に資するという思想が根底にある。
ときには「難しい本でも、どんな本でも、開けば必ず学びがある」という含意で、読書習慣の重要さを説く文脈でも使われる。

例文

・彼はどんな本でも開巻有益と信じて読書を続けている。
・辞書すらも開巻有益だと、彼は言ってはばからない。
・読書嫌いな子どもに、開巻有益の精神を教えたい。
・開巻有益とはよく言ったもので、短編でも学ぶことは多い。

四字熟語 開巻有益
読み かいかんゆうえき
英訳 every book is beneficial
使用漢字
最終更新日:2025年7月23日