金声玉振とは

人徳や才能や知識が見事に調和していること。またはそのような人物として大成することのたとえ。

「金声」は鐘を鳴らすこと。
「玉振」はけいという玉石でできた打楽器を打つこと。

古代中国では、音楽を演奏するとき、始まりに鐘を鳴らし、終わりにけいを打って一区切りとした。
始まりと終わりがよく整っている様子のたとえとして使われ、もとは孟子もうし孔子こうしの優れた人格を讃えた言葉が由来。

四字熟語 金声玉振
読み きんせいぎょくしん
出典 『孟子』万章下
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月24日