読書亡羊とは
他のことに気を取られて、肝心な仕事を疎かにすることの喩え。
ある二人の男が羊の放牧をしていたが、羊に逃げられてしまった。
事情を聴くと、一人は読書に夢中になっていたからと答え、もう一人は博打に夢中になっていたからと答えた。
それぞれ理由は違うが、二人とも羊を逃がしてしまったという点では同罪である。
前者を賞賛し、後者を誹謗することは間違っている。
「書を読みて羊を亡う」と訓読する。
| 四字熟語 | 読書亡羊 |
|---|---|
| 読み | どくしょぼうよう |
| 出典 | 『荘子』駢拇 |
| 使用漢字 | 亡、書、羊、読 |
| 最終更新日:2017年9月29日 | |