解語之花とは
「言葉を理解する花」という意味で、美しさに加えて知性や会話力をもつ女性をたとえた表現である。
唐の玄宗皇帝が、愛妾・楊貴妃を讃えて「蓮の花の美しさも言葉を解する花には及ばぬ」と述べた故事に基づく。
美しいだけでなく、言葉を理解し、対話の中で心を通わせることができる女性を、花にたとえて称賛した雅な表現である。
主に古典文学や詩文に用いられる。
例文
・玄宗皇帝が楊貴妃を解語之花と称えた故事は今も語り継がれている。
・彼女の容姿と知性はまさに解語之花というべきものであった。
・その女性は、ただの美人ではなく解語之花のように機知に富んでいた。
・解語之花のような舞姫の姿は、見る者すべてを魅了した。
四字熟語 | 解語之花 |
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読み | かいごのはな |
出典 | 『開元天宝遺事』 |
英訳 | A flower that understands words |
類義語 | |
対義語 | |
使用漢字 | 之、花、解、語 |
最終更新日:2025年7月30日 |