衍曼流爛とは

文章や言葉が過剰に長く、まとまりがなく、無駄に広がってだらだらと続くさまを指す四字熟語である。
主に文章や表現において、簡潔さを欠いて冗長であること、内容が散漫になって核心を突かない状態を批判的に述べるときに使われる。
書き手や話し手の意図があいまいで、形式ばかりが膨らみ、主旨が伝わらない文章や演説などによく当てはまる。
本語は漢詩文の世界などに起源を持ち、書き手に対する批評として使われることが多い。

例文

・彼の報告書は衍曼流爛で、結局何を伝えたいのかがわからなかった。
・衍曼流爛たる文章は、読む者の集中力を奪ってしまう。
・発表内容は興味深かったが、衍曼流爛の傾向があり、要点がぼやけていた。
・書き直した原稿から冗長な表現を削除し、衍曼流爛の印象を避けた。

四字熟語 衍曼流爛
読み えんまんりゅうらん
英訳 Rambling and verbose
Diffuse and disorganized writing or speech
使用漢字
最終更新日:2025年7月16日