異類無碍とは

異質な者同士が、互いに拒絶することなく通じ合うこと。
異なったもの同士が、何ものにも妨げられることなく、自由に通じ合うことを意味する。
異なる種類や性質を持ったものが、お互いに干渉せず、うまく調和している状態を表現する。

「異類」は異なる種類、異なる性質のもの。
「無礙」は障害がないこと、干渉や妨害がないこと。

この言葉は、異なる文化や考え方が衝突することなく、共存や理解が深まるような状況を表す。
違いを超えて、何の障害もなくお互いが通じ合う状態を示す。

別表記:「異類無礙」

例文

・異類無碍の関係が築かれたことで、さまざまな文化が互いに理解し合い、共に成長できる社会が実現した。
・彼の考え方は、異類無碍な交流を重視しており、異なるバックグラウンドを持つ人々と効果的にコミュニケーションをとることができる。
・異類無碍の精神を持って、異なる意見や考えを尊重し合いながら、問題を解決していくことが重要だ。
・異類無碍の状態では、違う種や文化が摩擦を起こすことなく、共に前進することが可能である。

四字熟語 異類無碍
読み いるいむげ
英訳 Free communication between different things
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月5日