異端審問とは

中世以降、カトリック教会が正統信仰に反する教えを持つ異端者の摘発と処罰のために行った裁判のシステム。
宗教や思想の分野において、正統とされる教義や信仰に反すると見なされた人々を取り調べ、処罰する制度や行為を指す。

この言葉は、単に歴史的な出来事を指すだけでなく、比喩的に使われることもある。
例えば、新しいアイデアや少数派の意見が厳しく批判される状況を例えることがある。

例文

・中世ヨーロッパでは、異端審問が宗教的統制のために行われた。
・異端審問では、拷問が用いられることもあり、厳しい取り調べが行われた。
・彼は異端審問にかけられたが、信念を曲げることはなかった。
・異端審問の結果、多くの思想家や科学者が迫害された。

四字熟語 異端審問
読み いたんしんもん
英訳 Inquisition
使用漢字
最終更新日:2024年12月27日