用管窺天とは

細い管を覗き込んで天を覗き見るという意味。視野が狭くて見識が足りないという意味。

用管は竹筒(管)を使うこと。
窺天は天(空)を覗き見ること。

くだもって天をうかがう」と訓読する。

例文

・広大な世界を知るには、用管窺天の心では不十分だ。
・彼の意見は用管窺天に過ぎず、本質を見ていない。
・未知の分野においては、用管窺天を避けるべきだ。
・自分の考えが用管窺天になっていないか振り返る。

四字熟語 用管窺天
読み ようかんきてん
出典 『荘子』秋水
英訳 Judging the vast world through a narrow perspective.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月20日