王楊盧駱とは

古代中国、唐の時代の初期に活躍した四人の名前の頭文字をとって並べた語。
彼らはいずれも若くして詩才を現し「初唐の四傑」と呼ばれた。

優れた詩人たちや文才ある若者たちを称える際に、比喩的に用いられることもある。

  • 王勃おうぼつ(649-676)
  • 楊炯ようけい(650-695?)
  • 盧照鄰ろしようりん(637-689)
  • 駱賓王らくひんのう(640?-684?)

例文

・王楊盧駱の名は、今なお中国文学史に輝いている。
・若くして王楊盧駱と並び称されるほどの文才を持っていた。
・彼らは王楊盧駱の詩風を研究して創作に励んでいる。
・王楊盧駱の存在が唐詩隆盛の礎となったことは間違いない。

四字熟語 王楊盧駱
読み おうようろらく
出典 『旧唐書』楊炯伝
英訳 Four Literary Stars of Early Tang
使用漢字
最終更新日:2025年8月15日