朝令暮改とは

朝方に命令を出して夕方にそれを変えること。
方針や法令などが頻繁に変わって定まらず、あてにならないことを意味する。

あしたれいしてれにあらたむ」と訓読する。

紀元前180年ごろ、古代中国の漢では文帝という皇帝が国を統治していた。
当時の法律は作られては改められるばかりで定まらず、その内容がコロコロと変わるため、農民たちは困り果てていた。
そこで臣下の晁錯ちょうそが文帝に宛てて意見書を提出した。
その中で、民が振り回され苦しむ様子を表した言葉が「朝令暮改」であった。

同義語:「朝令夕改ちょうれいゆうかい」「朝改暮変ちょうかいぼへん

四字熟語 朝令暮改
読み ちょうれいぼかい
出典 『漢書』食貨志
英訳 inconsistent policy
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月12日