有象無象とは

数だけが多くて役に立たない物や人が集まっている状態を指す。
仏教用語である「有相無相」に由来し、形のあるものとないもの、意味のあるものと無駄なものが混ざっていることを表す。
無駄で役に立たないものや人が集まることに対して使われることが多い。

「有象」は形がある、あるいは実体が存在するもの。
「無象」は形がない、無形のもの、または意味のないもの。

例文

・その集まりには有象無象の人々が集まっており、効率的な議論にはならなかった。
・その会社には有象無象の社員が多く、実際に役に立つ人材は少ない。
・彼の提案は有象無象で、具体的な解決策が見当たらなかった。
・有象無象な意見が飛び交う中で、重要な情報が埋もれてしまった。

四字熟語 有象無象
読み うぞうむぞう
英訳 Pack of riffraff
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月10日