挙案斉眉とは

妻が小さなお膳をうやうやしく眉のあたりまで高く捧げること。
妻が夫に礼儀を尽くし尊ぶこと。
夫婦が互いに礼儀を尽くし尊敬して、仲がよいことの喩え。

あんぐるにまゆひとしくす」と訓読する。

後漢ごかん梁鴻りょうこうの妻は夫に食事をすすめるとき、決して夫の顔をまともには見ず、膳を眉の高さまで捧げ挙げて敬ったという故事が由来。

四字熟語 挙案斉眉
読み きょあんせいび
出典 後漢書『梁鴻伝』
使用漢字