応接不暇とは

訪問客や電話・用件などが次々とやってきて、応対するのに忙しすぎて暇がないことを意味する。
特に商売が繁盛していたり、社会的に人気があったりする状況を反映して使われることが多く、うれしい悲鳴のようなニュアンスを含む表現である。
この言葉はビジネス文書や新聞記事、日常会話でも使用され、良い意味での「てんてこ舞い」な状態を表す。
なお、まれに悪い意味でも使われるが、基本的には繁忙の充実を強調する。

例文

・セール初日は来客が多く、店員は応接不暇の様子だった。
・新商品の問い合わせが殺到し、担当者は応接不暇の毎日を送っている。
・展示会では多くのバイヤーが訪れ、我が社のブースは応接不暇であった。
・応接不暇な状況の中でも、彼は一人一人に丁寧に対応していた。

四字熟語 応接不暇
読み おうせつふか
出典 『世説新語』言語
英訳 Too busy to deal with everyone
No time to receive all the visitors
Overwhelmed with guests or requests
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年7月16日