帷幄上奏とは

明治憲法下で、軍の統帥に関する事項について、陸軍参謀総長、海軍軍令部長(軍令部総長)、陸軍大臣、海軍大臣が、閣議を通さず独立して直接に天皇に上奏したこと。

「帷幄」は、作戦を立てる場所。本営。本陣。
「上奏」は、大臣・議院・官庁などが天皇に意見を申し上げること。奏上。

例文

帷幄上奏した軍人や政治家たちの過激な方針を止めることができれば、戦争悲劇は生まれなかったかもしれない。

四字熟語 帷幄上奏
読み いあくじょうそう
使用漢字
最終更新日:2020年10月8日