因循守旧とは

古い習慣を守っていて改めようとせず、融通が利かないこと。
古い習慣や制度に固執し、新しいものを受け入れず、改革や進歩を拒むことを意味する。
時代の変化に対応せず、過去の方法にしがみつく姿勢を批判する言葉である。

「因循」は古くからの慣習や方法に固執し、新しい変化を受け入れないこと。
「守旧」は古い制度や考え方を守り続け、変革を嫌うこと。

組織や個人が時代の流れに適応せず、進歩を妨げる様子を表す。
特に、政治や経済、教育の分野で革新を拒む態度を批判する際に使われる。

例文

・企業が因循守旧な経営方針を続けると、競争力を失い市場から淘汰される。
・因循守旧な考え方にとらわれず、新しい技術を積極的に取り入れるべきだ。
・政府の因循守旧な政策が続いたため、国の発展が大きく遅れた。
・彼の因循守旧な態度が、チームの成長を妨げていることに気づいていない。

四字熟語 因循守旧
読み いんじゅんしゅきゅう
英訳 Clinging to outdated traditions
Sticking to old ways without progress
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年2月7日