四大奇書とは

古代中国、げんの時代からみんの時代にかけて書かれた四つの長編小説『水滸伝すいこでん』『三国志演義さんごくしえんぎ』『西遊記さいゆうき』『金瓶梅きんぺいばい』の総称。
ここでの「奇書」は「他に類のない卓越した書物」という意味。

  1. 水滸伝すいこでん:宋の時代に実在したとされる108人の豪傑たちが、腐敗した官僚や支配者に抗して梁山泊に集結し義賊として活躍する物語。
  2. 三国志演義さんごくしえんぎ:魏・呉・蜀の群雄が天下統一をめぐって争う歴史小説。
  3. 西遊記さいゆうき:三蔵法師と従者の孫悟空、沙悟浄、猪八戒らが天竺へ経典を求める旅路で、妖怪退治や試練を乗り越える冒険物語。
  4. 金瓶梅きんぺいばい:権力と欲望に溺れる豪商の西門慶せいもんけいとその妻妾たちの生活を描き、社会風刺と人間の欲望を赤裸々に表現した作品。

清の時代に活躍した劇作家の李漁りぎょが、著作『閑情偶寄かんじょうぐうき』において、これら4作をまとめて「奇書」と評したことに由来する。

四字熟語 四大奇書
読み しだいきしょ
出典 『閑情偶寄』
使用漢字
最終更新日:2025年8月24日