偃鼠飲河とは
自分の器量や能力をわきまえ、相応のところで満足し、身の丈にあった暮らしをすべきだという教訓。
古代中国の伝説上の聖天子『尭帝』が、賢者『許由』に天子の座を譲ろうとしたところ、許由は自分を偃鼠(モグラ、またはドブネズミ)にたとえ、「モグラは大きな黄河の水を飲んでも、すぐに満腹になる」と言って、自分が今の生活に満足していて、これ以上何も望んでいないことを示し、尭帝の提案を断った。
読み下し文の「偃鼠、河に飲むも満腹に過ぎず」を略した言葉。
同義語:「飲河満腹」
四字熟語 | 偃鼠飲河 |
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読み | えんそいんが |
出典 | 『荘子』逍遥遊 |
類義語 | |
使用漢字 | 偃、河、飲、鼠 |
最終更新日:2020年9月11日 |