伯楽一顧とは

世に埋もれていた人が、その才能を見出され、重用されること。
実力者に認められて評価が高まること。

古代中国の春秋時代。ある馬屋の主人が、商品である馬がなかなか売れないので、馬の良し悪しを見分ける名人である伯楽はくらくに、「私の馬を見て、その後に一度だけ振り返ってほしい」と頼んだ。
伯楽が言われたとおりに実行したところ、その日のうちに馬に十倍の値段がついて売り切ったという。

例文

・辛口で有名な評論家の伯楽一顧で大ヒット映画となった。

四字熟語 伯楽一顧
読み はくらくいっこ、はくらくのいっこ
出典 『戦国策』燕策
使用漢字
最終更新日:2025年9月12日