事上磨錬とは

実際に行動や実践を通して知識や精神を磨くこと。

「事上」は実際の行動や業務をしながらという意味。
「磨錬」は磨きをかけること。

「事上に在りて磨練す」と訓読する。

古代中国、明の時代。王陽明おうようめいが学問の在り方について述べた言葉。
真の学問は、日常の行為から離れた思索のうちにはなく、日々の生活や行動を通して修養するものであるとする、陽明学の基本的な考え方。

同義語:「事上錬磨じじょうれんま

例文

彼女の成果は事上磨錬してきた証だ。

四字熟語 事上磨錬
読み じじょうまれん
出典 『伝習録』
使用漢字