一陽来復とは

冬が終わり春が来ること。新年が来ること。
また、悪いことが続いた後でゆっくりと幸運の兆しが現れ始めること。
陰暦十一月、または冬至のこと。

「一陽来福」と書くのは誤用。

易経の言葉で、陰気の生じる陰暦十月のあとに、陽気の生じる陰暦十一月(復の卦)が来ることに由来する。

例文

やっと一陽来復の兆しが見えてきて、運命の人に巡り合えそうな予感がする。
冬が終わり、山に積もった雪が溶け始めてフキノトウが咲き始めると、一陽来復の春の訪れはもうすぐだ。

四字熟語 一陽来復
読み いちようらいふく
出典 『易経』復
英訳 Brighter prospects after a period of gloom
類義語
使用漢字
最終更新日:2024年7月23日