一陽来復とは

冬が終わり春が来ること。新年が来ること。
転じて、悪いことが続いた後でゆっくりと幸運の兆しが現れ始めること。
陰暦十一月、または冬至のこと。

「一陽来福」と書くのは誤用。

易経の言葉で、陰気の生じる陰暦十月のあとに、陽気の生じる陰暦十一月が来ることに由来する。

例文

・冬が終わり、山に積もった雪が溶け始めてフキノトウが咲き始めると、一陽来復の春の訪れはもうすぐだ。
・苦しい状況が続いていたが、一陽来復を信じて頑張り続けた結果、ついに成功をつかんだ。

四字熟語 一陽来復
読み いちようらいふく
出典 『易経』復
英訳 Brighter prospects after a period of gloom.
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月25日