一病息災とは

病気もなく健康な人よりも、ひとつぐらいの持病があるほうが健康に気を配るようになり、かえって健康を保っていること。
軽い病気を患うことが、かえって健康を保つ手助けになるという考え方を表す言葉。
病気によって無理をしなくなったり、生活習慣を改善したりすることが、長い目で見れば健康を守ることにつながるという意味がある。
また、病気をきっかけに生活が見直され、かえって体調が良くなることを示唆している。

少しの病気が意外にも健康に良い影響を与えることがあるという教訓を持つ言葉である。
病気がきっかけで、より健康に注意を払い、結果として長生きすることができるという考え方を反映している。

例文

・私は持病を持っているが、一病息災だと思って前向きに考えている。
・父親は一病息災の生活を送るために、食生活に気をつけている。
・健康な時よりも、軽い風邪を引いた方が、かえって健康に気を付けるようになった。これが一病息災という考え方だ。
・一病息災で、軽い病気をきっかけに規則正しい生活を心掛けるようになり、体調が良くなった。

四字熟語 一病息災
読み いちびょうそくさい
英訳 To be healthy while carefully nursing one chronic ailment
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月14日