一唱三嘆とは

一度詩文を読んで、何度も感嘆すること。
素晴らしい詩文を賞賛する際に使う四字熟語。

一度歌って、それに対して三度ため息をつくという意味から、非常に感動的な音楽や詩、文章などに出会ったときに、深く感銘を受ける様子を表す。
感動しきりで、しばらく言葉も出ない状態を指す表現である。

別表記:「一倡三歎」

例文

・彼女が歌ったその曲は、まさに一唱三嘆の美しさで、聴衆は皆感動していた。
・この詩は一唱三嘆の感動を与える力を持っており、何度読んでも心が震える。
・映画のラストシーンは一唱三嘆で、言葉を失ってしまった。
・あの演説は一唱三嘆の力があり、全員が胸に深く響いたことだろう。

四字熟語 一唱三嘆
読み いっしょうさんたん
出典 『礼記』楽記
英訳 One song, three sighs
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月31日