老当益壮とは

老年になっても益々意気盛んであること。

「老いてはまさますますさかんなるべし」と訓読みする。

古代中国。後漢の武将「馬援」は、若き日に「男子が志を立てるには、困難なときほど強くあるべきであり、老いてはますます壮健であるべきだ」と語った。
言葉どおり晩年に至っても衰えず、62歳で出陣を願い出て馬に軽々と飛び乗ると、その姿を見た光武帝は「矍鑠かくしゃくたるかな、このおきな」と称えたという。
この故事から「矍鑠かくしゃく」という言葉は「老いてなお元気な人」を称える語として用いられるようになった。

四字熟語 老当益壮
読み ろうとうえきそう
出典 『後漢書』
英訳 Become more vigorous with age
使用漢字
最終更新日:2025年9月3日