猿臂之勢とは

軍隊の進退や攻守を自在に変化させることのできる体制のこと。または遠い場所に陣を張ること。

唐の名将、李光弼りこうひつは、安史の乱で反乱軍と戦った際、敵正面にぶつかるのではなく、猿が長い腕を広げるように側方から兵を展開して敵を包み込んだ。
これにより、数で劣る軍勢であっても大軍を圧倒することができたと伝えられている。

四字熟語 猿臂之勢
読み えんぴのいきおい
出典 『旧唐書』李光弼伝
英訳 the force of a monkey's arm
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月8日