母猿が連れ去られた子猿の後を岸伝いに追い、百里ほど行ったところで船が岸に近づくと、母猿は船に飛び移ったが、そのまま息絶えて死んでしまった。母猿の腹を割いてみると、腸がずたずたに断ち切れていた。
この故事から、腑はらわたがちぎれるほどの耐え難い悲しみを「断腸」「断腸の思い」などと言うようになった。
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