橘井杏林とは

医者に対する敬称。

「橘井」の由来:
晋の蘇耽そたんが臨終のとき、疫病が流行することを予言した。
またその際に井戸水と橘の葉が疫病に効果あると言い残した。後日、蘇耽の遺言によって多くの人が救われた。

「杏林」の由来:
呉の董奉とうほうが病人の治療代として、重症者は五本、軽症者は一本のあんずの種子を植えさせた。それが数年後に大きな林になったという。

四字熟語 橘井杏林
読み きつせいきょうりん
出典 『神仙伝』
使用漢字
最終更新日:2025年10月11日