怨親平等とは

自分に恨みを抱く者(怨)も、親しい者(親)も、分け隔てなく平等に接することを意味する仏教由来の言葉である。
仏教では、すべての生きとし生ける者に慈悲を向けるべきであり、たとえ敵対する者であっても、その命や苦しみに対しては区別なく救済しようとする姿勢を重視する。

例文

・仏は怨親平等の心で、すべての衆生を救おうとする。
・政治家には怨親平等の態度が求められる。

四字熟語 怨親平等
読み おんしんびょうどう
英訳 equal compassion for all
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月21日