一筆啓上とは

男性が手紙の冒頭に書く定型的な挨拶の言葉。起首。
「短い文章の簡単な手紙を差し上げます」という意味。

安土桃山時代、徳川家康の家臣である本多作左衛門重次が、戦場から妻へ送った手紙の文面「一筆啓上、火の用心、お仙泣かすな、馬肥やせ」の書き出しとして有名で、簡潔な名文とされている。

四字熟語 一筆啓上
読み いっぴつけいじょう
使用漢字