四字熟語の意味や使い方、類義語・対義語、出典などを紹介しているウェブ辞典です。
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2025年10月現在4130件の四字熟語を紹介しています。
- ばんぶついちば 万物一馬 この世に存在するあらゆるものは、すべて同一のものであるということの喩え。
- ほしゃそうい 輔車相依 お互いに助け合う密接な関係。利害関係が深いこと。 「輔車ほしゃ、相依あいよる」と訓読する。
- じんしんしょうあく 人心掌握 他人の心を意のままに操ること。 自分が意図した方向へと他人を誘導すること。
- ささいさいじ 瑣砕細膩 細やかな心遣いが隅々まで行き届いていること。 「瑣砕」は細かく砕くということ。 「細膩」は丁寧で隅々まで行き届いてい...
- しきょうしじゅん 至恭至順 非常に素直で従順なこと。 「至」は「いたって」や「このうえなく」などの強調語。 「恭」は慎み深いこと。おとなしいこと...
- うつにくろうほ 鬱肉漏脯 飢えた者が一時しのぎのために腐った肉を食べて空腹を満たすこと。 転じて、先の危険や不利益を考えずにその場をやり過ごす...
- こだいもうそう 誇大妄想 現実的な状況から逸脱し、自分の能力や境遇を過大に評価したり、想像したものを事実であるかのように思い込むこと。
- ふうこうめいび 風光明媚 山や川など、自然の景色が清らかで美しく、素晴らしい眺めのこと。 「風光」は自然の美しい眺め。景色。 「明媚」は自然の...
- にゅうぼくさんぶ 入木三分 書道において、筆跡が非常に力強いこと。 議論や分析が深く鋭いことの喩え。 「入木」は木に染み込むこと。 「三分」は長...
- しんしょうぼうだい 針小棒大 針ほどの小さいことを棒ほどに大きく言うこと。 どうでもいいような些細な物事を誇張して言うこと。大袈裟。 諺の「針ほど...
- むりょうむへん 無量無辺 限りないほど広々としていること。 もとは仏教用語で、物事の程度や数量、分量などが計り知れないこと。
- かんてんぼうき 観天望気 空模様や生物の行動などを観察して、経験をもとに天気を予想する方法。 夕日が出ると次の日は晴れる おぼろ雲(高層雲)は...
- ろうせいえんじゅく 老成円熟 年齢を重ね、経験が豊富で、人格・知識・技能が充分に熟練していること。 また老練で物事を慎重冷静に処理することを意味す...
- ききかげき 騏驥過隙 一瞬の儚い出来事のこと。 時の経過が非常に速いことの喩え。 戸の隙間の向こう側を駿馬が走り抜ける、ほんのわずかな時間...
- こていかんねん 固定観念 凝り固まった考え方。 人が何らかの思考を持つときや判断をするとき、その考えが明らかに間違いであるにも関わらず、他の人...
- かろとうせん 夏炉冬扇 夏の火鉢と冬の扇子のように、時期が合っていないために役に立たないもののこと。 または、今は不要でも適切な時期が来れば...
- らっかていちょう 落花啼鳥 花が散り、鳥が鳴く晩春の寂しげな風景。 孟浩然もうこうねんの漢詩『春暁』が出典。 原文: 「春眠不覚暁、処処聞啼鳥、...
- かきょあっかん 科挙圧巻 試験で最もすぐれた成績を収めること。 「科挙」は、古代中国に行われた官吏の登用試験で、隋の初代皇帝の楊堅が初めて制度...
- げさくざんまい 戯作三昧 何の役にも立たないような詩や文章を書き散らすこと。 遊び半分で小説を書くこと。 「戯作」は、暇つぶしに詩や文章を綴つ...
- きょうどうせんせん 共同戦線 複数の組織が、当面する共通の目的のために協力すること。 また、その協力関係によって形成される集団のこと。
- おんたくこうだい 恩沢洪大 注がれる愛や慈しみが極めて大きいこと。 特に、王や皇帝などの寵愛によるものを指す。 「恩沢」は恩恵。 「洪大」は極め...
- ひせいたいげつ 披星戴月 朝早くから夜遅くまで精一杯に働くこと。忙しく駆け回ること。昼夜兼行で旅路を急ぐこと。 「星を背に月を戴く」と訓読する...
- ひょうこつしんとう 飄忽震蕩 素早く揺り動かすこと。 「飄忽」は、たちまち、いきなり、速やかに、という意味。 「震蕩」は、激しく揺らすこと。 別表...
- いみしんちょう 意味深長 人の行動や文章など表現が奥深い趣を含んでいること。 また、表面上の意味の他に、別の意味や含蓄が隠されていること。 後...
- いどくせいどく 以毒制毒 毒を消すのに他の毒を用いるという意味。 悪を抑えるために別の悪を利用することを指す。 また、害を防ぐために同じ性質の...
- ごうかんちゅうびゅう 合歓綢繆 男女が深く愛し合うこと。 「合歓」は喜びを分かち合うこと、男女が交わること。「綢繆」は絡みつくことを意味する。
- きょうきらんぶ 狂喜乱舞 狂ったように思い切り喜ぶこと。 「狂喜」は狂うほどに大喜びすること、「乱舞」はたくさんの人が入り乱れて踊ることを意味...
- いっこうりょうぜつ 一口両舌 前に言ったことと、後で言ったことが違うこと。二枚舌。 一つの言葉で、二つの異なる意見や立場を示すこと、または二重の言...
- じことうすい 自己陶酔 自分の言葉や思考などを素晴らしいものとして、自分自身に酔いしれること。 「自己」は自分自身。 「陶酔」はうっとりとし...
- かんそせいひん 簡素清貧 質素で、貧しいながらも心清らかであること。 「簡素」は、簡略で質素なこと。 「清貧」は、貧しいながらも心清らかである...
- ばしとぞう 馬歯徒増 自分が年齢を重ねたことの謙称。 馬は歯によって年齢がわかることから、「馬歯」は年齢を意味する。 「馬歯ばし徒いたずら...
- いっせつたしょう 一殺多生 仏教用語。大勢を救済するために、悪人を一人犠牲にすることは望ましくはないが仕方がないという教え。
- らんていじゅんそう 蘭亭殉葬 書画などの骨董品を愛好することのたとえ。 「蘭亭」は『蘭亭集序』という書作の名称。 「殉葬」は死者と共に葬ること。 ...
- けいせいほうおう 景星鳳凰 聖人や賢人が世に現れる前兆。 「景星」は幸運の前兆として出るといわれる星。瑞星 ずいせい。 「鳳凰」は聖天子が現れる...
- ふしつせいこく 不失正鵠 的の中心を正確に射抜くという意味で、物事の要点や急所を正確に掴むこと。 「正鵠せいこくを失うしなわず」と訓読する。
- こしょうふうしょう 虎嘯風生 優れたな才能や技能を持つ人が機会を得て活躍すること。 「虎嘯」は虎が吠えること、「風生」は風が発生することを意味する...
- へいしんていとう 平身低頭 ひたすら恐縮すること。 腰が低い様子。 別表記:「低頭平身ていとうへいしん」
- じゅくしもくそう 熟思黙想 心を落ち着かせて静かに考えること。 「熟思」は充分によく考えること。 「黙想」は黙って、心を静かにして思いにふけるこ...
- ひろうこんぱい 疲労困憊 ひどく疲れ果てること。 「疲労」と「困憊」はどちらも「疲れ果てる」という意味を持つ。 同じ意味の二つの熟語を重ねるこ...
- いぼうしゅじん 以貌取人 人の能力や言動を考慮しないで、容貌だけを見て人を採用すること。 外見だけで人の価値や能力を判断することを意味する。
- はくしさいしゅう 博施済衆 多くの人々に恩恵を与え、民衆を苦しみから救済すること。 政治を行う者の心得。 「博く施して衆を済う」と訓読する。
- けいかとうさん 傾家蕩産 一家の財産を使い果たして全てを失うこと。 「傾家」と「蕩産」はどちらも財産を全て使って失うことを意味する。 「家を傾...
- しっちんまんぽう 七珍万宝 多種多様な宝物のこと。 「七珍」は仏教用語で、金・銀・瑠璃るり・硨磲しゃこ・瑪瑙めのう・玻璃はり・珊瑚さんごの七種の...
- どくしょさんよ 読書三余 読書をするのに好都合な三つの余暇。 一年のうちでは冬。 一日のうちでは夜。 時のうちでは雨降り。 中国三国時代。魏ぎ...
- へきれきいっせい 霹靂一声 突然、雷鳴が轟くこと。 または、なんの前触れもなく急に大声で怒鳴ること。 「霹靂」は前触れもなく急に雷鳴が轟くこと。...
- きょうけいのせい 薑桂之性 年老いてますます剛直になること。 また、特有の性質は簡単には変わらないことの喩え。
- はっさくきゅうきゅう 八索九丘 古代中国の失われた書物の名。 「八索」は八卦のことが書かれているとされる書物。 「九丘」は九つの州の地理について書か...
- もくしょくじし 目食耳視 見た目に捉われて、味よりも外見が豪華な食事を選び、世間の評判を気にして衣服を選ぶこと。 衣食の本来の意義を忘れて、贅...
- とうまちくい 稲麻竹葦 稲・麻・竹・葦あしが群生している様子。 多くの人が入り乱れて集まっている様子や、何重にも取り囲まれている様子を喩えて...
- べきらのき 汨羅之鬼 水死した人のこと。溺死人。 古代中国戦国時代。楚その政治家であった屈原くつげんが汨羅べきら(中国湖南省の北東部を流れ...
- ふんかしゃび 紛華奢靡 派手で華やかな花街の形容。 「紛華」は飾られて華やかなこと。文華。 「奢靡」は身のほどを過ぎた贅沢。 同義語:「紛華...
- もんどうむよう 問答無用 あれこれ議論しても何の利益もないこと。または相手の意向を無視して物事を行うこと。 これ以上話し合いを続けても無駄なた...
- こうろくちだい 光禄池台 「光禄」は、中国の漢の時代に設けられた、高級官僚の役職名の一つ。 「池台」は、庭の池のほとり、または池の中に建てられ...
- えんぶんよちょう 厭聞飫聴 何度も言われて聞き飽きること。 「耳にたこができる」と同義。
- かいしんけんせい 開心見誠 心を開いて隠し事をせず、誠意をもって相手と接すること。 「開心」は心を開き真心を示すこと。 「見誠」は誠意を表すこと...
- しゃくしかほう 杓子果報 たくさんの食事に恵まれること。転じて、好運に恵まれること。