隔岸観火とは

兵法三十六計の第九計。
「岸を隔てて火を観る」と訓読する。

敵の秩序に乱れが生じているなら、あえて攻めずに放置して敵の自滅を待つ戦略。

「対岸の火事」と同じ意味の言葉。

兵法三十六計
瞞天過海
囲魏救趙
借刀殺人
以逸待労
趁火打劫
声東撃西
無中生有
暗渡陳倉
隔岸観火
笑裏蔵刀
李代桃僵
順手牽羊
打草驚蛇
借屍還魂
調虎離山
欲擒姑縦
抛磚引玉
擒賊擒王
釜底抽薪
混水摸魚
金蝉脱殻
関門捉賊
遠交近攻
仮道伐虢
偸梁換柱
指桑罵槐
仮痴不癲
上屋抽梯
樹上開花
反客為主
美人計
空城計
反間計
苦肉計
連環計
走為上

例文

母が辛い時も、父は隔岸観火で何もしない。

四字熟語 隔岸観火
読み かくがんかんか
出典 『呉子』
類義語
使用漢字
最終更新日:2020年9月30日