声東撃西とは

兵法三十六計の第六計。

東で声を発してそちらにいると見せかけ、実際は西を撃つ戦術。
陽動によって敵の動きを翻弄し、防備を崩してから攻める策略。

「東に声して西を撃つ」と訓読する。

古代中国、後漢末期。
朱儁しゅしゅんが南陽郡の宛城で黄巾軍を包囲した際、城の西側で軍鼓を鳴らして黄巾軍を誘い出す一方、朱儁は精鋭の5千の兵を率いて城の反対側の東を襲い、虚に乗じて入城することに成功した。

兵法三十六計
瞞天過海
囲魏救趙
借刀殺人
以逸待労
趁火打劫
声東撃西
無中生有
暗渡陳倉
隔岸観火
笑裏蔵刀
李代桃僵
順手牽羊
打草驚蛇
借屍還魂
調虎離山
欲擒姑縦
抛磚引玉
擒賊擒王
釜底抽薪
混水摸魚
金蝉脱殻
関門捉賊
遠交近攻
仮道伐虢
偸梁換柱
指桑罵槐
仮痴不癲
上屋抽梯
樹上開花
反客為主
美人計
空城計
反間計
苦肉計
連環計
走為上
四字熟語 声東撃西
読み せいとうげきせい
使用漢字
最終更新日:2025年10月13日