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- がいがきゅうせん 蓋瓦級甎 屋根の瓦と階段の敷き瓦のこと。
- がいこうじれい 外交辞令 交渉を円滑に進めるための外交上の社交辞令。口先だけのお世辞。リップサービス。
- がいこうないしつ 外巧内嫉 表面上は巧みに取り繕って隠しているが、内心では妬んでいること。
- がいさいのうらみ 睚眥之怨 ちょっと人から睨にらまれる程度の、ほんのわずかな恨み。
- がいしゅういっしょく 鎧袖一触 鎧の袖でちょっと触れたぐらいの簡単さで敵を負かすこと。 極めて容易く相手を打ち負かすこと。 弱い相手に一撃を加えるこ...
- がいじゅうないごう 外柔内剛 表面は穏やかで優しそうだが、実際は何事にも左右されない強い意志を持っていること。 別表記:「内剛外柔ないごうがいじゅ...
- がいせいふばつ 蓋世不抜 世の中を圧倒する気性や才能を持っていること。
- がいだせいしゅ 咳唾成珠 口から出た咳や唾でさえも宝石になるという意味。 権力のある人の言葉は、一言一句が珠玉のように尊ばれ、咳や唾まで恐れ敬...
- がいだんこうせつ 街談巷説 つまらない噂話。風説。世間話。 「街談」と「巷説」はどちらも世間で出回っている噂話のことで、同じ意味の言葉を重ねて強...
- がいふうかんせん 凱風寒泉 親子の愛情が深いこと。 「凱風」は『詩経』にある詩の題名で、優しく吹く南風のこと。転じて、母親の深い愛情の喩え。 「...
- がいふうしょうう 磑風舂雨 何かしらの物事が起こる前兆のこと。 羽蟻などの群れが、ぐるぐると回って飛ぶときには風が吹き、上下に飛ぶときには雨にな...
- がくちりこう 学知利行 人が進むべき道を、後天的に学んで理解し、意識して実行すること。 本来は「生知安行せいちあんこう」「学知利行がくちりこ...
- がしろうひょう 画脂鏤氷 「画脂」は、脂肪のかたまりに絵を描くこと。 「鏤氷」は、氷に彫刻をすること。 どちらも暖かくなると溶けて跡形もなく消...
- がしんしょうたん 臥薪嘗胆 復讐を成功するために苦痛に耐えるという意味。 中国春秋時代。 越王「勾践こうせん」は呉王「闔閭こうりょ」を檇李すいり...
- がじんしんち 雅人深致 俗世間から遠く離れた風流な人が持つ深い趣のこと。
- がぞくせっちゅう 雅俗折衷 上品で風雅なものと下品で低俗なものを取捨して使うこと。 また、明治初期に用いられた小説の文体の一つで、文語体と口語体...
- がだてんそく 画蛇添足 余計なものを付け足した結果、台無しになってしまうこと。蛇足。 「蛇を画きて足を添う」と訓読する。
- がっくうてんし 月宮天子 元はバラモン教の神であったが後に仏教に取り入れられた。仏法守護の十二天の一人。 月を神格化した神で、月輪の月宮殿に座...
- がっしょうれんこう 合従連衡 そのときの利害に応じて、結びついたり離れたりする政策。 「従」は「縦(南北)」で「合従」は「南北の同盟」、「衡」は「...
- がでんいんすい 我田引水 自分の都合の良いように考え行動すること。 自分の田んぼにだけ水を引き込み、他人の田んぼのことは一切考えないという意味...
- がふらいめい 瓦釜雷鳴 能力のない者が重要な地位について、得意になってわめきちらすこと。 「瓦釜」は素焼きの釜のことで、人格の低い人を表す喩...
- がまんごうきょう 我慢強狂 自分の考えを押し通し、他に従わず意地を張ること。
- がむしゃら 我武者羅 脇目も振らずに、ひたすら突き進むこと。一つのことに熱中すること。
- がりょうてんせい 画竜点睛 物事の最も大切なポイント。物事を完成させるために最後に手を加える重要な部分。 中国の南北朝時代、梁りょうの国の画家「...
- がりょうほうすう 臥竜鳳雛 「臥竜」は眠っている竜。「鳳雛」は鳳凰の雛。 才能はあっても、機会がないために才能を発揮できない人のこと。 または、...
- がろうのくち 餓狼之口 ひどく飢えた狼の口の中という意味で、非常に危険な状況。 または、強欲で残忍な人の形容。
- がんいろうそん 含飴弄孫 「飴を舐めながら孫と戯れる」という意味で、老人がのんびりと隠居生活を楽しんでいる様子を表す。 「飴を含んで孫を弄もて...
- がんえいしょか 含英咀華 文章の優れた部分をしっかりと味わって、それを理解して身に付けること。 「含英」は美しいものを含み味わうこと。 「咀華...
- がんこいってつ 頑固一徹 自分の考えや態度を少しも変えようとせずに押し通すこと。
- がんこうけいけい 眼光炯炯 目が鋭く光り輝く様子。 物事の本質を見抜いているような目つき。 類義語:「双眸炯炯」
- がんこうしはい 眼光紙背 読解力が優れていることの喩え。 文章を読むときに、字句を解釈するばかりでなく、行間にひそむ深い意味までよく理解するこ...
- がんこうしゅてい 眼高手低 理想は高いが実力が伴わないこと。 また、知識はあり、あれこれ批評するが、実際にはそれをこなす能力がないこと。 「眼高...
- がんこうじくじ 顔厚忸怩 どれだけ厚かましい人でも、恥ずかしさを感じること。 「顔厚がんこうにして忸怩じくじたる有あり」を略した言葉。 「顔厚...
- がんこうにんじょく 含垢忍辱 辱めに耐えること。 「垢あかを含ふくみ辱はずかしめを忍しのぶ」と訓読する。
- がんさいかいじつ 翫歳愒日 何もしないで怠惰に過ごし、月日を無駄にすること。 「歳を翫び日を愒る」と訓読する。
- がんしていらん 岸芷汀蘭 水辺で、花が薫り高く咲き乱れ、草葉が青々と茂っている様子。
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