阿防羅刹とは

仏教における地獄の世界で、罪人を責め立て苦しめる悪鬼のこと。

「阿防」は、凶暴な性格の地獄の獄卒。牛や馬の頭で胴体と手は人と同じ、脚は牛だとされる。
「羅刹」は、人を食べる悪鬼の別名。

例文

・罪を犯した彼は、のちに阿防羅刹の様に恐ろしく自分を責め立てる幻覚に悩まされた。
・彼の怒りはまるで阿防羅刹のようで、誰も近づけなかった。
・戦場の混乱は阿防羅刹そのものであった。
・阿防羅刹のごとき乱暴な行為は、社会で許されるべきではない。

四字熟語 阿防羅刹
読み あぼうらせつ
英訳 Behavior like Asura and Rakshasa
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年8月31日