仏教用語で、「阿修羅(争いを好む神)や羅刹(暴力的な鬼神)のように乱暴で荒々しい振る舞い」を指す。
特に、人間が強い怒りや攻撃性をむき出しにしている様子を形容する際に用いられる。
この言葉は、仏教の教えから派生した比喩的な表現で、暴力的な状況や人間の心の荒れ具合を表す際にも使用される。
「阿防」は、凶暴な性格の地獄の獄卒。牛や馬の頭で胴体と手は人と同じであり脚は牛だとされる。
「羅刹」は、人を食べる悪鬼の別名。
・罪を犯した彼は、のちに阿防羅刹の様に恐ろしく自分を責め立てる幻覚に悩まされた。
・彼の怒りはまるで阿防羅刹のようで、誰も近づけなかった。
・戦場の混乱は阿防羅刹そのものであった。
・阿防羅刹のごとき乱暴な行為は、社会で許されるべきではない。
四字熟語 | 阿防羅刹 |
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読み | あぼうらせつ |
英訳 | Behavior like Asura and Rakshasa |
類義語 | |
使用漢字 | 刹、羅、防、阿 |
最終更新日:2024年12月19日 |
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