阿轆轆地とは

車輪がくるくると回転するように、物事が滞りなく進展していくことの喩え。
また、次から次へと流暢に言葉が発せられること。

仏教の教義に関連した表現で、「転がる車輪」のような意味を持つ言葉である。
主に、無駄に回り続ける状況や生死を繰り返す輪廻の状態を指している。
この言葉は、物事が終わりなく繰り返される様子や、進展がない無駄な状況に使われることが多い。

別表記:「阿漉漉地」

例文

・彼女の阿轆轆地なプレゼンは、聞き手を飽きさせない。
・阿轆轆地に陥らないためには、現状を打破する決断が必要だ。
・彼の無駄な努力はまるで阿轆轆地のように、進展がなかった。
・阿轆轆地のような日々を送りながら、彼は自分を見失っていた。

四字熟語 阿轆轆地
読み あろくろくじ
英訳 Endless cycle or futile repetition
使用漢字
最終更新日:2024年12月19日