開物成務とは
様々なことを開発し、新しい事柄を切り拓きながら、仕事や事業を成し遂げることを意味する。
易経においては、人々の潜在能力や資質を完全に引き出し、本来果たすべき役割や使命を全うさせることを指す。
単なる発見や開発にとどまらず、それを実際の成果や業務の完成へと結びつけることを強調する語。
「物を開き務めを成す」と訓読する。
例文
・彼は新しい技術の開発と事業の推進により、開物成務を実現した。
・開物成務の精神で、社員一同が目標達成に向けて邁進した。
・易経では、開物成務は人の能力を最大限に引き出すことを示している。
・開物成務の理念を胸に、組織改革を成功に導いた。
四字熟語 | 開物成務 |
---|---|
読み | かいぶつせいむ |
出典 | 『易経』 |
英訳 | Develop and accomplish |
使用漢字 | 務、成、物、開 |
最終更新日:2025年8月16日 |