開源節流とは
財政運営において、収入(財源)を新たに確保・拡大しつつ、支出(経費)を抑制して全体の流れを健全に保つことを指す。
「開源」は川の水源を切り開くこと、つまり新しい収入の道を拓くことを意味し、「節流」は水の流れを制限すること、すなわち無駄な出費を抑えて効率よく使うことを意味する。
この言葉は、財政・企業経営・家庭の家計などにおいて、入るお金を増やし、出るお金を減らすという、基本かつ理想的な経済方針を示す。
例文
・政府は財政再建のため、開源節流を掲げて予算案を見直した。
・家庭でも、開源節流の姿勢を持つことが安定した暮らしにつながる。
・会社は新事業による収入増と、経費削減による開源節流の徹底を目指す。
・自治体の財政難を乗り越えるためには、開源節流が不可欠である。
四字熟語 | 開源節流 |
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読み | かいげんせつりゅう |
出典 | 『荀子』富国 |
英訳 | Increase revenue, reduce spending |
類義語 | |
使用漢字 | 流、源、節、開 |
最終更新日:2025年7月25日 |