画竜点睛とは
物事の最も大切なポイント。物事を完成させるために最後に手を加える重要な部分。
文章や発言などで肝心なところに手を入れて、全体をいっそう引き立てるたとえ。
中国の南北朝時代、梁の国の画家「張僧繇」が、安楽寺の壁に四頭の竜の絵を描いた。しかし目を描くと絵から出て飛び去ってしまうと言って、目だけは描き入れなかった。
多くの人はこれをデタラメだと言って信用しなかったが、張僧繇が目を描いたところ、本当に竜が飛び去ってしまったという故事が由来。
「竜を画いて睛を点ず」と訓読する。
例文
・この作品は画竜点睛を欠いている。
| 四字熟語 | 画竜点睛 |
|---|---|
| 読み | がりょうてんせい |
| 出典 | 『歴代名画記』 |
| 英訳 | Complete |
| 類義語 | |
| 対義語 | |
| 使用漢字 | 点、画、睛、竜 |
| 最終更新日:2025年10月13日 | |