画竜点睛とは

物事の最も大切なポイント。物事を完成させるために最後に手を加える重要な部分。

中国の南北朝時代、りょうの国の画家「張僧繇ちょうそうよう」が、安楽寺の壁に四頭の竜の絵を描いた。しかし目を描くと絵から出て飛び去ってしまうと言って、目だけは描き入れなかった。
多くの人はこれをデタラメだと言って信用しなかったが、張僧繇が目を描いたところ、本当に竜が飛び去ってしまったという故事が由来。

りょうえがいてひとみを点ず」と訓読する。

例文

・この作品は画竜点睛を欠いている。

四字熟語 画竜点睛
読み がりょうてんせい
出典 『歴代名画記』
英訳 Complete
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月28日