沙中偶語とは

人の気配のない砂地に集まり、額を突き合わせて相談するという意味。
転じて、人目を避けて密かに謀議すること。

特に政変や陰謀といった否定的な文脈で使われる。

古代中国。漢の高祖劉邦りゅうほうが建国したとき、論功行賞からはずれた家来たちが、砂地に座ってひそかに謀反を企てたという故事が由来。

別表記:「砂中偶語」

四字熟語 沙中偶語
読み さちゅうぐうご
出典 『史記』留侯世家
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年10月3日