指鹿為馬とは

間違いを認めず、強引に押し通すこと。
道理に合わないことを、権力を背景に無理に言いくるめること。

「鹿を指して馬とす」と訓読する。

古代中国。秦の始皇帝の死後、権力を得ようとした宦官の趙高ちょうこうは、二世皇帝に「鹿」を献上して「馬だ」と言った。
そのことに対して、趙高は群臣に対して「鹿か馬か」を問い、「鹿だ」と言った者をすべて処罰した。

別表記:「指鹿爲馬」

四字熟語 指鹿為馬
読み しろくいば
出典 司馬遷『史記』秦始皇本紀
類義語
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月3日