愛楊葉児とは

仏教用語で、浅はかな考えを戒める言葉。
物事の本質を探究しないことを表してる。
「川柳の葉を愛する幼児」という意味で、落葉の季節に、幼児が黄色くなった柳の葉を黄金と思い込み大切にするという逸話が由来。

例文

・愛楊葉児のままでは事件の真相は分からない。
・彼は表面的なことにばかり気を取られ、愛楊葉児な態度では決して物事の本質に迫ることはできない。
・愛楊葉児の考え方では、問題の根本的な解決には至らない。もっと深く掘り下げることが必要だ。
・愛楊葉児に過ごしていると、物事の深い意味を見逃してしまい、成長することは難しい。

四字熟語 愛楊葉児
読み あいようように
出典 『二教論』
英訳 Not delving into the essence of things.
使用漢字
最終更新日:2024年12月4日