愛月撤灯とは

月の光を愛すると、灯燭の明かりを消したくなるという意味。
特定の事物に対する愛情が激しいことを表す。
「月を愛して灯をてっす」と訓読する。

「愛月」は、月の美しさを愛することを指す。
「撤灯」は、灯りを消す、または明かりを取り払うことを意味する。

月の光を楽しむために、人工の光を遮るという意味合いがある。
自然の美しさを最大限に楽しむために、余計なものを取り払うという哲学的な意味が込められていることもある。
また、純粋に月の美しさを鑑賞するための静かな時間を大切にするという考え方を表現する際にも使われる。

例文

・ゲームキャラクターを愛月撤灯のあまり、彼は現実社会の女性を拒む。
・彼は好きな歌手の公演チケットを全日程購入したと聞いたが愛月撤灯にもほどがある。
・彼女はペットの猫に愛月撤灯しすぎて、猫中心の生活になってしまった。
・とても可愛い顔立ちの子供だったので両親が愛月撤灯するのも理解できる。

四字熟語 愛月撤灯
読み あいげつてっとう
出典 『開元天宝遺事』
英訳 partiality for
使用漢字
最終更新日:2024年12月19日