天蓬元帥とは

天蓬元帥は、『西遊記』に登場する「猪八戒ちょはっかい」の前世の姿で、天界における高位の官職であった。
彼は天帝の命を受け、天の川の水軍を統率する重要な役割を担い、その指揮下には8万人もの水兵が所属していた。

酒癖、女癖が悪いことでも知られ、ある夜、酔った勢いで月の女神「嫦娥じょうが」に言い寄った。
その行為が天帝の怒りを買い、罰として鞭で二千回叩かれ、下界へ落とされた。

地上では人間に生まれ変わるはずが、罰として黒豚の妖怪として生まれ変わり、後に「猪八戒」という名を与えられた。

四字熟語 天蓬元帥
読み てんぽうげんすい
類義語
使用漢字
最終更新日:2025年9月5日