刎頸之交とは

お互いに首を斬られても悔いないほどの固い友情。
心を許し合った非常に親密な交際。

古代中国の春秋時代、趙の将軍の廉頗れんぱは、功績をあげた自分よりも同僚の藺相如りんしょうじょが優遇されたことを恨みに思っていた。しかし藺相如が、国の平和を願って廉頗との争いを避けていると聞いて感激し、廉頗は急いで藺相如のもとに駆けつけて非礼を詫びた後、深い友情を結んだという故事が由来。

例文

小さい頃の幼なじみとは喧嘩ばかりで仲が悪かったが、大人になってからは刎頸之交を結んでいる。
たくさんの友人はいないが、刎頸之交をしている親友が一人だけいれば充分だ。

四字熟語 刎頸之交
読み ふんけいのこう、ふんけいのまじわり
出典 『史記』廉頗蘭相如伝
英訳 A friend in need is a friend indeed
類義語
使用漢字
最終更新日:2024年7月26日