八色之姓とは

684年に天武天皇が再編した「かばね」の制度のこと。

従来あった「かばね」を統合して、「真人まひと」「朝臣あそみ」「宿禰すくね」「忌寸いみき」「道師みちのし」「おみ」「むらじ」「稲置いなぎ」の8級を新たに設けた。
これによって家柄の上下をはっきりと区分した。

  1. 真人まひと
  2. 朝臣あそみ
  3. 宿禰すくね
  4. 忌寸いみき
  5. 道師みちのし
  6. おみ
  7. むらじ
  8. 稲置いなぎ

かばね」は大王(天皇)から一族に与えられた称号で、一例をあげると、蘇我氏そがしなどには「おみ」、物部氏もののべし中臣氏なかとみうじなどには「むらじ」といったかばねが与えられた。

四字熟語 八色之姓
読み やくさのかばね
使用漢字
最終更新日:2025年9月15日