下意上達とは

身分や職位が下位の者の意見・気持ち・提案などが、上位にある人間に正しく伝わることを意味する。
封建的な体制や一方通行の命令系統に対し、下から上への情報伝達や意思疎通の重要性を表す語であり、現代においては組織内のコミュニケーションの柔軟性や、意見を吸い上げる風土の大切さを語る際に使われる。
民主的な組織運営やボトムアップの象徴としても用いられる。

例文

・下意上達が実現すれば、現場の声が政策に反映されやすくなる。
・その企業は下意上達の体制が整っており、社員の声が経営に届いている。
・下意上達を妨げる組織では、下層の不満が蓄積しやすい。
・下意上達の仕組みがあることで、部下も積極的に意見を述べられるようになった。

四字熟語 下意上達
読み かいじょうたつ
英訳 Bottom-up
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年7月30日