一分一厘とは

ごく僅かなことの形容。
「分」も「厘」も昔の貨幣などの単位で、きわめて小さい数を意味する。
非常に小さな単位を意味し、わずかな差異や微細なことを指す。
物事を非常に細かく、厳密に扱うことや、わずかな差にも注意を払うことを表す言葉である。

また、何かの価値や重要性が微細であることを示す場合にも使われる。
小さな違いに対しても注意を払うこと、または細かいことにまでこだわり、無駄を排除する考え方を表している。

例文

・一分一厘も無駄にせず、全ての時間を有効に使おう。
・この契約書では、一分一厘まで細かく条件が記載されている。
・彼は一分一厘の違いにも敏感で、常に正確を求める。
・一分一厘の損失も許さないという経営方針で、無駄を徹底的に排除している。

四字熟語 一分一厘
読み いちぶいちりん
英訳 Not even a bit
対義語
使用漢字
最終更新日:2025年1月14日